背中が丸まってしまっている方を、一般に猫背といいますね。

猫背の何がいけないのか、見た目にも格好悪いというのもありますが、健康面での弊害も多々あります。

背中を必要以上に丸めていると、肩甲骨が外側へ引っ張られていきます。

そして、肩が前へ入り、下に下がっていきます。

この状態では肩甲骨がしっかりと動くことができません。肩甲骨が動かせないということは肩も回らなくなります。

背中の丸まりが強くなると背骨も従来の動きができなくなり、背中全体の動きが悪くなってしまいます。

背中の動きが悪くなってくると、呼吸も浅くなってきます。

呼吸が浅くなると、疲れがとれない、ケガの治りが遅い、自律神経の乱れ、など思いがけないところへも影響がでてきます。

動きが悪くなれば、筋肉も固くなり、さらに動かせなくなり、さらに強張る、悪循環に陥ります。

首こり、肩こり、そこからくる頭痛、不眠、倦怠感、

背中が丸まっている人は腰も丸めている人が多いです。

背中から腰まで強張ってくると、ぎっくり腰などのリスクも高まります。

首肩の痛みが強く来院された方でも、姿勢を正すだけで痛みが取れる、なんてこともよくあることです。

症状のでている方はもちろん、姿勢の気になる方は早めに対処することをおすすめ致します。

ご相談も受け付けておりますので、お気軽にご来院ください。