肉離れをしてしまったらどうすればいいか。
まず、肉離れとは筋肉の損傷で、損傷の程度によって分類されます。
筋肉は、筋繊維と呼ばれるものが束になって形作られています。
いわゆる肉離れというと、この束の一部が切れてしまった状態が多いかと思います。
肉離れに限らず、ケガの初期処置としてはPRICE処置が原則です。
※2017年7月 現在はさらにPOLICE処置となっているようです。
P プロテクション・保護
R レスト・安静
I アイシング・冷却
C コンプレッション・圧迫
E エレベーション・挙上
すぐに運動をやめ安静にし、患部を冷却し、患部を適度に圧迫し脹れが広がるのを抑え、患部を心臓よりも高い位置へ挙上することで脹れ・炎症を抑える。冷却・圧迫の処置は15~20分を目安にし、40分程度時間をおいて冷却・圧迫の処置を繰り返します。
肉離れの場合は程度によりますが、運動を続けることで、さらに広範囲の筋肉の損傷・断裂を引き起こすこともあります。
あくまでも応急処置として行い、ケガをしたらすぐに医療機関を受診することをおすすめ致します。